『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン7 第3話《女王の正義》画像付き詳細ネタバレ&感想レビュー




”壁”以来の再開

ドラゴンストーンに辿り着いたジョンとダヴォスら数人を、海岸で部下を引き連れたティリオンが出迎える。
「ウィンターフェルの落とし後」「キャスタリーロックのドワーフ」お互いがかつての呼び名を言い合うと、笑みを見せ握手を交わす。
ブラックウォーターの戦いでは敵同士だったダヴォスとも挨拶を済ますと、自己紹介をしミッサンディが武器の回収を申し出、これをジョンも受け入れる。

城への道中サンサの事を聞くティリオン。
「印象よりずっと賢かった」と言われ「賢く振る舞い始めた」と返すジョン。
またお互いが「冥夜の守り人〈ナイツ・ウォッチ〉が”北の王”になるとは」「ラニスターがターガリエンの”手”になるとは」と。
ティリオンは感慨深げに「長い旅路の果てだ」と一言。

ジョンが旗主たちに反対されたと話すと、「当然だ。私がお前の”手”なら引き止める」と言うティリオン。
すると突如真上を滑空するドラゴンに驚き身をかがめるジョン達、対してミッサンディ達は慣れた様子だ。
ティリオンはジョンの手を取ると「すぐ慣れると言いたいが、慣れんな」とだけ言い歩き出す。
ドラゴンストーン城の上を旋回する3頭のドラゴンを見て、顔を見合わすジョンとダヴォスだった。

メリサンドルの役目

城から少し離れた崖からそれを眺めるメリサンドルに、ヴァリスは招待を提案をしておいてなぜ出迎えなかったのか聞く。
メリサンドルは「私の役目は終わったわ。氷と炎を出合わせた」と答える。
しかしジョンを褒めておいてなぜ隠れるのか不信に思われ「王の耳にささやくのはもう終わり」と話す。
信じられない様子のヴァリスに、少々後味の悪い別れ方だったと言う。
「なぜ?」と問われ「私の過ちのせいよ」と打ち明けるメリサンドル。
続けて「ひどい過ちだった」と。

そしてここにいては邪魔になる為、ヴォランティスへ旅立つつもりと話す。
ヴァリスにウェスタロスに戻るのは危険だと忠告されるも、それでも戻るとメリサンドルはほほ笑む。
「よそ者としてこの地で死なねば。あなたのように」とだけ残しその場を後にする。
驚いた様子のヴァリスは海にいる船を眺める。

氷と炎

ジョン達はデナーリスのいる玉座に案内された。
ミッサンディが女王の紹介をすると、続いてヴァリスも王の紹介をする。
「スノウ公」と話しかけるデナーリスに「北の王です」と指摘するヴァリス。
デナーリスは謝罪しつつも「トーレン・スタークが最後の北の王では?」続けて「彼はターガリエン家に永遠の忠誠を誓った」と。
しかしジョンはひざまづきに来たのではないと言う。
はるばる誓いを破りに来たのか聞かれ、中傷気味にエイゴン・ターガリエンのスタークへの蛮行を語るジョン。
するとデナーリスは父は悪人だったと認め「父があなたの家族に犯した罪を謝るわ」と言う。
そして「どうか父の罪で娘を裁かないでほしい」と毅然とした態度で語る。

デナーリスはひざまづけば北の総督に据えると言う。
ジョンは「確かに父の罪は関係ない」と言い、続けて「俺と祖先の誓いも関係ない」と話す。
自分たちは助け合う必要があると言うジョンに、ドラゴンとドスラク人のいる自身になぜジョンの助けが必要かを問うデナーリス。
ジョンは明日にでも王都を落とせる兵力がありながら攻めないのは民を殺したくないからだと話す。
「あなたも俺もサーセイも皆、”不公平”だと叫びながらゲームに興じる子供だからだ」
それを聞き「”好感の持てる男”はひざまづくどころか子供扱いしている」と言うデナーリスに、言葉の綾だと言うティリオン。
そしてジョンは真に倒すべき敵は北の死者たちだと。
「今のも言葉の綾?」と聞くデナーリスに「”死の軍団”が来る」と続けるジョン。
耳を疑うティリオンだが、ジョンが嘘をつく男ではないと言う。
ジョンは彼らが”壁”を超えてきたときに争っていたらみんな死ぬと話す。
デナーリスはジョンに近づきながら自身の生い立ちを語り、悲惨な状況でも自身を持ちこたえさせたのは信念だと話す。
信じたのは神や伝説ではなく、デナーリス・ターガリエン自分自身だと。
数世紀いなかったドラゴンもいて、海を渡った事のないドスラク人も自身の為に渡った。
私は七王国を支配するために生まれてきたと話す。
ジョンはそれでも「夜の王を倒さねば墓場を支配することになる」と返す。

サーセイとの戦いは既に始まっていて、そちらの戦いにも手を貸すことはできないと言うティリオン。
信じない様子を見かねたダヴォスは、デナーリスがドスラク人に海を渡らせたなら、ジョンも初めて野人と北部人を団結させ総帥となり北の王となったと語る。
落とし後であり権利などないのにだと。
そして「皆が彼を指導者に選んだのは、彼を信じたからだ」と。
「命を賭して…」と続けかけたところでジョンに止められる。
ティリオンはまずひざまづけと、共に姉を排除しその後共に北部を守ろうと言う。
しかしジョンは「時間がない」と返す。
デナーリスの事は知らないし自身は信じてくれた北部の為に死ぬまで戦うと話すジョンに、七王国を統べても北の王だと言えば反乱とみなすと返すデナーリス。

交渉が決裂しそうな時、玉座にヴァリスが足早に入って来てデナーリスに何かを耳打ちする。
するとデナーリスは突如「長旅で疲れているであろう2人に風呂と夕食を用意する」と話す。
「俺は捕虜か?」と問うジョンに「まだ違う」とだけ返し話し合いは終わる。

ヴァリスからの情報は鉄の民とドーン人の船が襲われたというものだった。
ほぼ壊滅状態となりエラリアやグレイジョイは生死不明だと。

ユーロンの凱旋

海ではグレイジョイの船にシオンが引き上げられていた。
「姉上は?」と問われ連れていかれたと答えるシオンは、その状況で逃げたことを責められる。

捕らえたヤーラとエラリアを馬に繋ぎ、王都を闊歩するユーロン。
民衆はユーロンを称し、捕虜の2人に物や罵声を浴びせている。
宣言通りサーセイに贈り物を持ってきたユーロン。

生きているグレガーを見て驚くエラリアだが、サーセイの前に唾を吐く。
それを見て笑みを浮かべながら、ユーロンを王室の真の友だと称するサーセイに「友だけでは足りますまい」と言うユーロン。
サーセイは戦に勝てば褒美を与えると話す。
そして諸侯たちに向け、ユーロンに海軍、ジェイミーに陸軍を任せると宣言する。
終始ジェイミーに挑発的な態度をとるユーロンは、兄弟として助言があれば聞くと言う。
「助言?」と不思議がるジェイミーに「女王は手荒な方が好きか?尻に指を入れるのは?」と言い、反応したジェイミーに「今じゃない、話は後だ」と言い下がっていく。

母と娘

拘束されたエラリアに、楽しそうにオベリンの死を話すサーセイ。
そしてミアセラの死を嘆きなぜ殺したのかと問う。
しかし「もういいわ」と言い、ロザベルに向き直り美人だと褒める。
動揺し何かを喋ろうとするエラリアを見て、その無力さを楽しむサーセイ。
ミアセラの死後毎晩エラリアの殺し方を考えていたと話すと、ロザベルの猿ぐつわを外し突如キスをする。
うなだれるエラリア、「ママ!」と嘆くロザベルを横目に、サーセイは「クァイヴァーンがミアセラに使われた毒を突き止めた」と話す。
解毒剤を飲むと、涙を浮かべるエラリアに語り掛ける。
「彼女はここで死ぬ。あなたはそれを見届け、一生ここで過ごす」
「食事を拒んだら胃に流し込む。娘が腐るのを見て過ごすの。美しい顔が崩れて骨と塵になるまでね」
最後に「選択が正しかったか考えなさい」と静かに語り「よく見えるように明かりを切らさないで」と言いその場を後にする。
残された2人は嘆き悲しむも、猿ぐつわと鎖により話すことも抱きしめる事もできずにいた。

ラニスターは借りを返す

サーセイは一人ワインを飲んでいたジェイミーのもとに行くと、拒まれながらも激しくキスをする。
翌朝、ベッドで眠る2人はノックの音で目覚める。
サーセイは「こんな姿を人に見せるな」と言われるも「私は女王よ。好きなようにやる」と返し扉を開ける。
ベッドのジェイミーに気づいた侍女だが、サーセイにブレーヴォスから訪ねてきたものがいると話す。

ブレーヴォスから”鉄の銀行”のティコがサーセイのもとを訪れていた。
七王国初の女王を称え大聖堂の話をするティコに「借金の取り立てに来たのね」と単刀直入に言うサーセイ。
女王は大金の必要な戦の前に、ロバートの貯金も尽きタイレル家も失ったと話すティコ。
蛇を殺しドーンを手に入れたと言われるも「今は味方のユーロンがだ」と返す。
サーセイはデナーリスのドラゴンに木の船でどう戦う気かと問われ、ドラゴンも無敵じゃないと返す。
そして投資していた奴隷貿易をデナーリスに解放されて景気はどうなったかと続ける。
「確かに景気は良くない」と話すティコに、デナーリスは君主でなく革命家であり、革命家と銀行はうまくいかないと話す。
続けて2週間賓客として滞在してもらい、その間に借りはすべて返すと言い放った。

王女の”手”

崖で一人海を眺めるジョンの元にティリオンが訪れる。
「予期せぬ襲撃の件を思案しに来た」と。
俺は捕虜だと言うジョンに、島の中は自由に歩き回れるのにどこが捕虜だと返す。
信じてないんだろと言われ「モーモントやお前、誠実な男が見た物を俺は信じる」と話すティリオン。
ジョンはデナーリスにどう信じさせれば良いか分からないようだ。
ティリオンは自身の姉のように分かりやすくない存在じゃないから仕方ないと話す。
そしてデナーリスは愚かな侵略者などでなく人々に愛されていて、初対面の男の為に死者の軍団と戦う決意はしないと言う。
だが続けて「俺が口添えできることはないか?」と。

ティリオンはデナーリスに、ジョンから聞いたドラゴングラスの話をしたようだ。
同盟になり得るジョンはそれを白き魔物を倒すのに用いるのだろうと。
デナーリスはティリオンがジョンの話を信じているのか聞く。
ティリオンは「信じたくないですが、古の賢者は”信じたいものを信じるな”と」と話す。
「どの賢者?」と問われ「忘れました」と答える。
しかし「そうやって自分の意見を述べるの?」と彼女には筒抜けのようだ。
あなたにはそんな事はしないと言い「事実でなければ彼は来ません」と続ける。
信じなくともドラゴングラスを採掘させる事で、同盟候補者に恩を売れると話す。

デナーリスはダヴォスがあの場で語りかけジョンに止められた「胸に短刀を受け…」という言葉が気になっているようだ。
ティリオンに「北部は退屈だから彼らの創造でしょう」と言われるも煮え切らない様子だ。

デナーリスとジョン

空を飛ぶドラゴンを眺めるデナーリスにジョンが「良い景色だ」と話しかける。
デナーリスは「兄ヴィセーリスとレイガーにちなんで名付けた」と言い、そしてお互いが兄妹を亡くしたと話す。
「ドラゴンは絶滅したと言われた」と言い「常識を考え直す時ね」と続ける。
デナーリスは「サーセイを排除し、玉座に就くわ。私の決心は変わらない」と言うと、ジョンも「俺もだ」と返す。
間を置いた後、「ドラゴングラスを採掘し武器を作ってもいい。必要な道具や人員は与える」と話すデナーリス。
ジョンは驚いた様子で「ありがとう」と。
「じゃ死の軍団の話信じるのか?」と続けるも「採掘を急ぎなさい」と返される。

ウィンターフェルへの帰郷

サンサがグランドメイスター達に貯蔵量を聞くと、今いる人員が1年以上食べられる量だと言われる。
来たる冬に向け食料の懸念をするサンサは、北部中の食料を集めるよう手配させる。
ベイリッシュは2人になると、北部人は北に目を向けすぎでサーセイに背を向けるのは危険だと話す。
あしらわれながらも、死者に勝った後も戦いは北と南だけでなく、あらゆる戦を想定するよう忠告するベイリッシュ。
「全員が味方、全員が敵。考え得るすべての筋書きを心で試すのです」
「そうすれば驚きません。すべて見覚えある筋書きになります」と。
聞き入った様子のサンサは、衛兵に城門に来るよう呼ばれるとその場を後にする。

人だかりができていたそこには、ブランの姿があった。
「やあサンサ」と言われると、泣き出しそうな表情で抱き着くサンサ。
2人きりになり、「ジョンに会わせたい」と言われ「話さなければ」と返すブラン。
ブランこそがウィンターフェル公だと言うサンサに「僕は三つ目の鴉だからなれない」と。
「どういうこと?」と言われるも「説明が難しい」と言う。
話すよう頼まれると「皆に起こったことがすべて見える」と話す。
そして来たる長き夜に備えなければと。
いまいち納得いかない様子のサンサに「故郷であんな目に合うなんて」と同情するブラン。
続けて白い花嫁衣裳の姿は美しかったと。
全てを見透かした様子のブランが恐ろしくなり「戻るわ」と城に戻るサンサ。
ブランはもう少しいると言い、2人は別れる。

2人目の命の恩人

まだ痛々しさは残るものの、石化の様子がなくなったジョラーがアーチメイスターの検診を受けていた。
アーチメイスターは進行は止まったと言い、続けて「感染部位はすべて切除され、皮下組織は軟膏で手当てされている」と。
ジョラーは「理由は知らんが気分が良くなった」と話す。
「気候も良い」とあくまでしらを切るジョラーに「行きなさい。この部屋を必要とするものが他にもいる」と言う。
そしてサムに日暮れに書斎に来るよういうと部屋を去る。
「マズい状況か?」と聞かれ「日暮れに分かります」と返すサム。
行き先を問われ、命の恩人であるデナーリスのもとだと答えるジョラー。
そしてサムに「お前も命の恩人だ」と。
サムは「お父上には何度も助けられました」と話す。
「我々はまた出会えるかもな」「そう願います」と言葉を交わすと、サムは握手をしようと手を差し伸べる。
驚いた様子のジョラーだが、両手でしっかりと握る。

呼び出されたサムは、アーチメイスターの言いつけを無視し治療を行った事を認める。
アーチメイスターは「シタデル全体を危険にさらしかけた」と。
悪びれた様子のサムに「だが成功した」と続ける。
「極めて困難な治療だ。治療術に長けた学医たちの多くが失敗したのにお前は成功した。どうやった?」
「本を読み指示に従いました」と返すサム。
アーチメイスターは立ち上がり「お前が彼を救った。誇って良い」とほほ笑む。
サムが感謝を述べると、部屋にある朽ちかけた巻物を写し取ってほしいと頼む。
残念そうなサムに「褒美がほしかったか?追放されないだけありがたく思え」と言い部屋を出る。

キャスタリーロック攻城

会議ではユーロンの船を見つけて沈めると宣言するデナーリスの姿があった。
多くの船がやられたと話すヴァリスに、もう船は送らないと返す。
デナーリスはドロゴン、ヴィセーリオン、レイガルを使う気のようだ。
危険すぎると止められると、キャスタリーロックに話を切り替える。

まもなく”穢れなき軍団〈アンサリード〉”が到着するようだ。
ミッサンディにうまくいきそうか問われると、砦の堅さを語るティリオン。
しかし砦の建設時、下水道を任されたティリオンは娼婦を通すための通路を作ったと言う。
キャスタリーロックは強固だが、”10人の猛者がいれば落とせる”と。
アンサリードは劣勢な状況だったが、裏道から入り込んだグレイ・ワームらが城門を内側から開けると城内に一斉に流れ込んだ。
ティリオンは姉を恐れ戦う敵兵に対し、こちらは自由と自由をくれた者のため戦っている、だから勝利すると語る。
勢いそのままに全滅させたと思われたアンサリードだったが、敵が少なすぎると不審がるグレイ・ワーム。
すると海からグレイジョイの船団が迫って来ていた。

オレナ・タイレル

一方その頃ジェイミー率いる多数のラニスター軍は、タイレル家のハイガーデンへと攻め入っていた。
圧倒的兵力でハイガーデンを攻略したジェイミーは、オレナと対面する。
終わりを悟りジェイミーと話すオレナ。
弟はあなたががキャスタリーロックにいると話していたと言われると「あの城はもうさほど重要じゃない」と話すジェイミー。
貯蔵庫は空でユーロンに船を焼かせたため、すぐに城を捨てることになると。
タイウィンが賢ければ、なぜ金が尽きる前にこうしてハイガーデンを襲わなかったのかと問うオレナ。
だが続けて「もうすぐ彼に聞けるわね」と。

タイレル家のため何でもしたと語るオレナだが、あなたの姉は私の想像を超える蛮行を行ったと。
彼女は怪物よと言われ「あなたや他の者にはそうだろう」と返すジェイミー。
自分たちが敵をすべて倒し平和になれば誰も彼女を非難しないだろうと。
「彼女を本当に愛しているのね。可哀想な男」と言い「命取りよ」と忠告するオレナ。
動じないジェイミーに、彼女と言う疫病を広めるのに一役買ってしまったと続ける。
「終わりだ」と告げ立ち上がるジェイミーにどう殺すのか聞くオレナ。
サーセイはムチ打ちや生きたままの皮を剥ぐことを考えていたと語るジェイミー。
だが俺が考え直させたと話す。
すると懐から毒薬を取り出しワインに注ぐと、オレナに差し出す。
「痛みはあるの?」と問われ「いや心配ない」と返す。
「よかった」と笑みを浮かべるとオレナは躊躇なくワインを飲む飲み干す。
「あなたの息子のように首をかきむしるのは嫌」といいジョフリーの死に方に同情するオレナ。
「私の目から見ても衝撃的だった。あんな死なせ方をする気は…」と言うとジェイミーの表情が曇る。
続けて「それまで毒の効き目を見たことがなかったの。サーセイに伝えて。やったのは私だと」
ジェイミーは何も言わずその場を後にした。


【感想】

まずはジョンとティリオンが”壁”以来の再開を果たしました!
お互いの卑しまれてきた過去を皮肉合うのは見ていて楽しいですね笑
ティリオンはサンサの事を気にかけているようでしたが、今後またいい形で再開できることを願ってます。
北の王と王女の手、今や前からは全く予想できない形になっています。
長い旅路の果てだと言うティリオンに本当にそうだなぁと思いました。

メリサンドルの口から「氷と炎」という言葉が出て鳥肌が立ちました。
このゲーム・オブ・スローンズの原作は「氷と炎の歌」です。
タイトル回収は本当ぞくっとします。
これはジョンとデナーリスの事だったんですね。
メリサンドルはシリーンを生贄に捧げた事を心から悔いているようでしたね…。
カースル・ブラックでは鏡に映る本当の自分を哀しげに見るシーンなどもあり、個人的に今のメリサンドルには感情移入して同情してしまいます。
ヴァリスの死を見たようですが、これは間違っていてほしいです…。

いよいよ対面したジョンとデナーリス。
両者の言い分とも正しく強い信念を持ってるだけに平行線でしたね。
ヴァリスのユーロン強襲の情報がなければ追い返されていたように思うので不幸中の幸いと言えるでしょうか…。
その後ティリオンがうまく動いてくれたことで同盟には至らずともwin-winの関係を築けてホッとしました。
今後協力し合うことになるんでしょうか。
ただジョンが生き返ったという事がどこかから漏れた場合の立場が怖くもあります。

ユーロン本当にムカつく、以上。

サーセイはエラリアにどんな苦痛を味わせる気かと思っていたら、物理的にでなく精神的にこれ以上ない苦しみを味わせる事にしたんですね…。
自身が経験してるだけに分かる耐え難い苦痛。
美人でキャラクター的にも人気があったであろうロザベルはあっさりと死んでしまいましたね。
エラリアは嫌いですが、この二人の今後の生々しい描写は見たくないと思ってしまいます。

サーセイは2週間でどうやって莫大な借金を返すのかと思ったら、まさかのハイガーデン工場でしたか…。
王女は公私ともに大胆に動いていきますね。

ウィンターフェルには遂にブランが帰ってきました。
改めて本当にまるで雰囲気が変わりましたね。
三つ目の鴉となったので当然なんでしょうけど。
抱き着かれながらも冷静なブランに少し悲しくもなってしまいました。

ジョラーが一命をとりとめたようで安心しました。
サム良くやった!
アーチメイスターの指示した巻物はサムの知りたがってる情報だったり…と思ったけどドラゴングラスの情報は勝手に制限区域に入って知ってますもんね笑

アンサリードは絶体絶命な気がします。
ティリオンの策で落とされることをジェイミーは分かっていたんですね。
グレイ・ワームには死んでほしくないですね。

今回目立ったのは何と言ってもオレナ。
言動からして自分と家が第一の典型的な貴族ですが、魅力的なキャラクターでした。
誰相手でも物怖じせずズバズバ確信をつくのは痛快でしたしここで亡くなってしまうのは残念です。
ジェイミーは優しいですね。今回はその自分の優しさを呪いたくなったでしょうが…。
安楽死に安心してこれ以上ない爆弾発言を最期の言葉にするオレナがかっこよすぎましたね!
最後まで好きでした。

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