『ウォーキング・デッド』シーズン8 第10話《託された手紙》画像付き詳細ネタバレ&感想レビュー

第9話ではリックとミショーンがカールの死を見届けました。
カールの描く平和な未来を約束したリックは何をするのか。




アレクサンドリア


埋葬を済ませたリックとミショーン。
気持ちを落ち着かせたリックが墓にカールの銃を供えるが、考え込んだ後その銃を携帯する。
ミショーンはやり切れない思いをウォーカーにぶつける。

リックはニーガンの一人の死体からトランシーバーを回収し、2人で自宅へと向かう。
ミショーンはベランダにカールのジュディスの手形を見つけ涙を浮かべる。

車に荷物を積め終わると、2人ともカールのよくいた場所が気になっていた。
消火器を持って行き消化しようとするが、ウォーカーに囲まれ泣く泣く諦める。
そして2人はアレクサンドリアを後にする。

道中「どういう意味だ?」と声を漏らすリック。
ミショーンは手紙を読むことを提案するが「まだいい」と返される。
手紙の束を見るとそこにはニーガンへのものもあった。
しかしリックは「ジェイディスと話す」という。
一緒に聖域に行ったため狙われると見て、物資と人員をニーガンに渡せないと話す。


2人がゴミ山に入ると、扉を開けた拍子に雪崩が起き入口を塞がれてしまう。
足元には青いペンキが落ちていた。
山を登ろうとかき分けているとウォーカーに囲まれてしまう。



ニーガン

聖域に戻ったニーガンは無線でリックの確保を急がせていた。
部屋に入ってきたサイモンにカールにしてやられたと嘆く。
ギャビンからは連絡がないがそのうち来るだろうと話す。

ニーガンはサイモンにゴミ山に行くように指示する。
「裏切者の一層か」と乗り気のサイモンに、今まで通り取引をしろという。
見せしめに殺すのは一人だと。
あいつらは学ばないと食い下がるサイモンに、リックをしとめれば全てうまくいくと話すニーガン。

ヒルトップから棺桶が届いていた。
『後38人いる。撤退せよ』との文字があり、中にはウォーカーになったディーンがいた。
捕虜を取られてることを知り皆殺しにすべきだというサイモン。
ニーガンは声をあらげゴミ山での取引という命令を全うさせる。



イーニッドとアーロン

女性だけの村ではイーニッドとアーロンが拘束されていた。
彼らの生死は家族を殺されたシンディに決めさせるようだ。

部屋に戻ると2人の縄を解かせ海岸に向かわせるという。
イーニッドは自分たちを殺しても大勢の仲間が来て殺されるだけだと話す。
しかしシンディは2人を生かすつもりでいたようだ。
参加はしないが武器を与え、二度と来ないでと忠告する。

解放された2人だがこのままでは帰れないと話す。
アーロンは戻ってマギーに来るなと伝えてくれという。
イーニッドは「また会えると約束して」といい強く抱きしめると、一人ヒルトップへ帰っていく。
残ったアーロンは木影に隠れ、村の様子を見ていた。



サイモンとジェイディス

仲間を引き連れゴミ山に来たサイモンを、ジェイディスも仲間全員で迎える。
サイモンは契約しているのにリックと手を組んだことをあげ、謝罪を要求する。
ジェイディスはあんた達に差し出したのに撃ったと白を切る。
ふざけるなと激昂するサイモンだが、ニーガンは寛大だと話す。
銃と弾を回収するといい、必要になったらニーガンが渡す、誠意を見せろという。
ジェイディスはこれを受け入れると、サイモンの手下たちが銃を回収する。

しかしサイモンは後悔を感じないと話す。
表情を変えずジェイディスが「後悔してる」と返すと、銃で近くの一人を撃った。
動揺するジェイディスだが、納得のいかないサイモンはさらにもう一人を撃つ。
「もう一度言え」というサイモンに殴りかかるジェイディス。
殴られた拍子に青いペンキがこぼれる。
サイモンは起き上がり「それじゃあダメだんだよな。心がこもってない」というと部下に一斉に撃つよう命じた。

聖域に戻ったサイモンをニーガンが迎える。
相変わらず連絡のないギャビンのもとに部隊を送ったと話す。
「どうなった」と問われ「いつも通り言って聞かせた」と返すサイモン。
すると部下の一人が「リックから」と無線を持ってきた。



ジェイディス

時は戻り、ゴミ山で囲まれたリックとミショーンがウォーカーに応戦していた。
山を登りその場を脱すと、山の上にはジェイディスがいた。
出口は入口のところだけだと話すと自身の事を語りだすジェイディス。
絵を描くのが好きでもともとゴミ山に画材集めに訪れていたと話す。
「私たちだけの世界だった」というと、リックはウォーカーを見て「君の責任だ」と返す。

盾になりそうなゴミを拾い突破するというリック。
ついてきたがるジェイディスを「また騙す気だ。それにもう役に立たない」と切り捨てるリック。
出口に辿り着いたリック達を追いかけ「連れて行って!」とお願いするジェイディスだが、リックはジェイディスの頭上を撃ちその場を後にする。

難を逃れたジェイディスは音を立てウォーカーをおびき寄せていた。
ウォーカーとジェイディスの間には、巨大な屠殺機があった。
導かれるまま次々に飲み込まれていく変わり果てた仲間たちを涙ながらに見送った。
すべてを済ますと、隠してあった缶を食すジェイディスだった。



リック

ゴミ山を後にした2人は車を走らせていた。
わざと頭上を撃ち、ジェイディスが逃げ切ったのも確認したと話すリック。
「死んでほしくない。ただ消えてほしいだけだ」と。
ミショーンはカールが「選択肢があるとき何を選ぶべきか」と話していたことをいう。
車を止めたリックは「少し時間をくれ」と返す。
ミショーンは「いいのよ」と優しく答える。

手紙を取り車を降りたリックは、ニーガン宛の手紙を読み衝撃を受ける。
そして「ニーガンを出せ」と無線を飛ばす。
「会って話そう」というニーガンにカールの死を伝える。
お前にやめろと言っている手紙があると話すリック。
「俺にもやめろといい和平を結べと、だがもう遅い。お前を殺す」と続ける。

ニーガンは「俺たちか?」とカールの死因を聞く。
人を助けようと外に出て噛まれたと聞き「なんてことだ」と嘆くニーガン。
「まったく…残念だよ。あの子は未来だった」と続ける。
「お前に未来はない」と返すリックに、お前が無意味に抵抗するからこうなったと話すニーガン。
「俺は人々を死から救う」と言い「クソみたいな決断で愛する者を死なせるな」とリックに忠告する。
カールの死を自らもしばらく苦しむだろうといい「俺らなら全員を救えた」と話す。
「その為に最初の2人を殺した」と。
「お前はリーダーとして、父として失格だ。だからあきらめろ。お前はもう負けたんだ」




感想

ニーガンの反応は予想外でした。
カールを気に入ってることは知ってましたが、ここまで本当に残念がるとは。
確かに最近のリックの決断には疑問を抱くことも多かったですし、ニーガンの言葉は正論と言えますね。
彼は本気で少しでも多くの人々を救おうとしているのかもしれません。

ただやはりやり方には納得できませんね。
見せしめとはいえグレンとエイブラハムをあんな残酷な殺し方してますから…。

カールの言葉でリックが牙を失っていなかったことには安心ですが
ゴミ山のあてもなくなった状態でどうニーガンと戦うんでしょうか…。

仲間を失ったジェイディスも何か動きを見せそうです。

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